現地の雰囲気を醸すバルブームの先駆店

Tio Danjo(ティオ・ダンジョウ)

Tio Danjo外観
Tio Danjo外観

2015年に恵比寿から移転してきたスペイン料理店「Tio Danjo(ティオ・ダンジョウ)」は、京王線「調布」駅の東口近くにある。現地で食べられている定番のスペイン料理を、できるだけアレンジせずに再現している。店主の檀上さんは調布出身。地元で暮らす両親の介護という事情に「生まれ育った街で店を出したい」という想いも重なり、再開発で活気づく同市への移転を決めたという。

壁から天井にかけての曲線が美しい店内
壁から天井にかけての曲線が美しい店内

ワイン蔵をイメージしているのだろう。10坪ほどのこぢんまりとした店内は、洞窟のような空間だ。窓がなく天井が低めなので、地下にいるような錯覚に陥る。カウンターとテーブルが半々ずつくらいで、計15席。テーブル席は300円のチャージがかかるが、カウンターはノーチャージ。パエリアなどの大皿料理もあるが、メニューの多くは小皿料理なので一人でも気軽に利用できる。女性の一人客も多いそうだ。

人気の小皿料理とシェリー酒
人気の小皿料理とシェリー酒

メニューは「マッシュルームの鉄板焼き」や「生ハム入りコロッケ」(各660円)など約20種類の定番料理に加え、旬の食材を使った「本日のおすすめ」が数種類。本場スペインのバル同様、料理を頼むとバゲットが無料で付いてくるのが嬉しい。お酒に合う料理が充実しているので、お酒と一緒に料理を楽しみに来る人が多い。

肉厚でおいしい「マッシュルームの鉄板焼き」
肉厚でおいしい「マッシュルームの鉄板焼き」

看板メニューの「マッシュルームの鉄板焼き」は、マッシュルームの笠の部分に刻んだ生ハム、にんにく、パセリを詰め、オリーブオイルをまわしかけて焼いたもの。味付けは塩コショウのみで、ビールにもワインにも合う。マドリードには、これだけを出すバルもあるという。濃厚な甘みと酸味がたまらない「焼きピーマンのマリネ」も、お酒が進む一品だ。

洋風の南蛮漬け「ヒコイワシの酢漬け」
洋風の南蛮漬け「ヒコイワシの酢漬け」

ドリンクは30種類ほどのワインに加え、シェリー酒、スペイン産ビール、サングリアなどが揃う。恵比寿時代の客が訪れることもあるが、来店客のほとんどは近隣の人々だ。地元の人と会話を楽しむもよし。現地に何度も足を運んでいる檀上さんにスペインの話を聞くのも楽しいだろう。

Tio Danjo(ティオ・ダンジョウ)
所在地:東京都調布市布田2-37-7  エランクラス 1F・B
電話番号:042-444-5903
営業時間:17:00~23:00
定休日:月曜日

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