「孤立させない」子育て環境を支援する足立区 。綾瀬エリアの子育て環境もご紹介

綾瀬エリアがある足立区では、妊娠・出産期から年齢に応じたきめ細かなサポートを行っている。「子育てサロン 」整備をはじめ「あだちマイ保育園」や「一時保育」など、負担感や不安を軽減して子育てを楽しくするような取り組みに力を入れているのが特徴だ。

また足立区では保育定員数の拡大などにより、2021(令和3)年4月に「待機児童ゼロ」を達成した。2022(令和4)年の待機児童数は1名となったが、ここ3年は1桁をキープしている。区では、今後の保育需要の予測に対して必要な保育定員数は確保できており「2024(令和6)年度まで待機児童は発生しない見込み」としている。

出産・子育て費用の助成制度も充実している。例えば「幼稚園補助金」について、足立区では私立幼稚園の保育料を月33,000円まで補助するとしている(国の制度では上限25,700円)。このほかさまざまな支援制度があるので、有効に活用したい。

区内65ヵ所!「子育てサロン」が充実

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「子育てサロン」は0歳~3歳の乳幼児とその保護者を対象とした施設で、親子で自由に遊べるだけでなく、子育ての不安や負担の軽減も目的としている。足立区では3つのタイプの子育てサロンを計画的に整備中だ。

1つめは「商業施設等内の子育てサロン」で、買い物ついでに気軽に立ち寄りやすい。2つめは区内12ヵ所に配置された「拠点型子育てサロン」で、子育ての知識を持った専門スタッフが常駐し、話を聞いてくれたり保護者同士をつないだりといった相談機能が充実している。

綾瀬エリアでは現在、「東綾瀬住区センター」内に拠点型の「子育てサロン綾瀬」があるが、今後「綾瀬」駅近くの商業施設等内への移転が検討されている。さらに「北綾瀬」駅周辺にも期間限定で拠点型子育てサロンの新設が検討されている。

「子育てサロン綾瀬」がある「東綾瀬住区センター」
「子育てサロン綾瀬」がある「東綾瀬住区センター」

3つめのタイプ「児童館子育てサロン」は区内52ヵ所と最も数が多く、身近な地域の人たちと集まりたい、広いスペースで子どもを遊ばせたいという人たちに人気だ。綾瀬エリアでは「綾瀬児童館」や「加平児童館」などが利用しやすいだろう。

また足立区ではコロナ禍においても自宅で子育てサロンの雰囲気が楽しめるように、手遊びやダンスなどの動画を「おうちde子育てサロン」として公開したり、毎年行っていたイベント「あだち絵本シアター」の代わりとしてプロによる絵本の読み語り動画の配信なども行っている。

家庭での育児をサポートする「あだちマイ保育園」と「一時保育」

「あやせ保育園」
「あやせ保育園」

「あだちマイ保育園」は、0歳~就学前の子どもを家庭で自ら育てている人および妊婦さんをサポートする制度だ。身近な区立保育園等をマイ保育園として登録することで、子育て相談をしたり(電話可)、園庭遊び、絵本の貸し出し、給食体験、園行事への参加などさまざまな体験をすることができる。
現在は区立保育園・こども園合わせて約30園で実施されており、綾瀬エリアからは「あやせ保育園」や「東綾瀬保育園」が利用しやすいだろう。

「一時保育」は、保護者の通院や習い事、買い物、リフレッシュしたい時など、理由を問わず、就学前の子どもを保育施設等で預かるというもの。事前登録が必要で、一人あたり1時間500円(給食代・おやつ代別途)と時間単位で利用できる。現在、区立保育園14園と私立保育園7園、認証保育所や小規模保育施設、および一部の子育てサロンや家庭的保育(保育ママ)でも「一時保育」を行っている。
綾瀬エリアでは「さくらんぼ保育園」、「SAKURA保育園綾瀬」、「ステラ綾瀬」など多くの認証保育所・小規模保育施設で一時保育を実施している。施設によって対象年齢が異なるので確認しておこう。

人権を尊重し、生き抜く力を育てる小中学校の教育

綾瀬6丁目は、「足立区立東加平小学校」と「足立区立東綾瀬中学校」の通学区域に指定されている。

足立区立東加平小学校」では、「明るい子 強い子 考える子」の育成を教育目標としている。学力の向上と同じく、豊かな心の育成、規律ある行動、健康な体づくりも重要であるという考えのもと、家庭や地域と連携しながら独自の教育活動を行っている。

「足立区立東加平小学校」
「足立区立東加平小学校」

「足立区立東綾瀬中学校」では人間尊重を教育の基盤とし、変化する社会に主体的に対応して生きていくための豊かな人間性や、たくましい心身の育成を目指している。生徒会主導で「いじめ0宣言」を掲げ、いじめ根絶に努力しているのも特徴だ。校舎建て替えのため2022(令和4)年5月から仮設校舎に移転しており、2024(令和6)年9月からは新校舎で学ぶ予定となっている。

また、足立区では「学校選択制度」があり、学区域に隣接する学校であれば学区以外の学校を選択することも可能だ。綾瀬6丁目エリアであれば、「足立区立綾瀬小学校」や「足立区立東綾瀬小学校」などが選択できる。

特に「足立区立綾瀬小学校」は、2022(令和4)年4月から新校舎での学校運営がスタートしているため、新しくきれいな校舎で学ぶことができる。

※入学希望者が受入可能数を超えた場合は、学区域外からの希望者は抽選の対象となるため、詳細は足立区HPを要確認だ。

足立区の子育て情報はここで入手できる!

「あだち子育てガイドブック」」には、妊娠・出産・育児に関する支援や各種保育サービス、幼稚園、子育てサロンなど、足立区の子育て情報が集約されている。子どもと出かけたい公園の情報や、よくある子どもの事故・応急手当などの情報もあり、子育てのあらゆる場面で重宝する一冊となっている。区役所などで配布されているので手に入れておきたい。

あだち子育てガイドブック
あだち子育てガイドブック

子育て関係の情報は足立区ホームページ内の「子育て・教育」にもまとまっている。ここで常に最新の情報をチェックするとよいだろう。

また区では「足立区あんしん子育てナビ」という無料の情報提供サービスも行っている。予防接種のスケジュール管理およびメールでのお知らせ機能や、妊娠週数・赤ちゃんの月齢等に合わせた情報配信、子育て中の悩みへのアドバイスや支援サービスの案内、妊婦・乳幼児健診記録機能などお役立ち機能が満載だ。

「CoDMON」導入や「あかちゃんず」など新しい取り組みも

足立区では2022(令和4)年度から、区立保育園・こども園全園に保育支援システム「CoDMON(コドモン)」を導入している。保護者はアプリをダウンロードすれば欠席などの連絡がスマートフォンでできたり、園からの情報や連絡帳のやりとりも全てアプリを通して見ることができる。

2022(令和4)年度からスタートする「あかちゃんず」
2022(令和4)年度からスタートする「あかちゃんず」

また「子育てサロン」においても2022(令和4)年度から「あかちゃんず」という新しい取り組みがスタートした。サロンオープン前の時間を活用し、生後4ヵ月までの赤ちゃんと保護者のための専用タイムを月に1~2回設けるというもので、夜泣きの問題や授乳の悩みなど、同じくらいの赤ちゃんを育てている人たちと気軽に情報交換できる場になっている。綾瀬エリアでは、「子育てサロン綾瀬」で実施している。

このように、綾瀬エリアがある足立区では、親子が孤立せずに楽しく子育てができるよう、きめ細かな子育てサポートが行われている。ここで取り上げた取り組み以外もぜひ確認してみてほしい。

「孤立させない」子育て環境を支援する足立区 。綾瀬エリアの子育て環境もご紹介
所在地:東京都足立区