未来を見据えた「情報」「福祉」「スポーツ科学」の拠点を目指す「東洋大学赤羽台キャンパス」とは

2017(平成29)年に新たに赤羽台の地に誕生した「東洋大学赤羽台キャンパス」。
最先端の技術を駆使したスマートキャンパスを実現などハード面でも注目されている。 一方で、東洋大学は、所在する東京都北区と2011(平成23)年の「東京都北区と学校法人東洋大学との連携協力に関する包括協定」締結以降、北区との連携を強化しながら新キャンパスや実践教育の取り組みを行ってきたこともあり、今後の展開にも期待が高まっている。今回は、東洋大学の広報担当の方に、赤羽台キャンパスの特徴や今後の展望等についてもお話を伺った。

「東洋大学 赤羽台キャンパス」
「東洋大学 赤羽台キャンパス」

――赤羽台キャンパスの設置までの経緯について簡単に教えてください。

区と大学のそれぞれが持つ人的、知的、物的資源を活用して地域課題を解決することで、豊かな地域社会の創造を目指すことを目的として2013(平成25)年に東京都北区、 本法人、 独立行政法人都市再生機構(UR)の「赤羽台地区における大学等の整備に係る協定」を経て、2017(平成29)年に現在の赤羽台の地にキャンパスを設置しました。

――キャンパスの特徴はどんなところにあるのでしょうか。

キャンパスには情報連携学部・大学院情報連携学研究科の学生(総数:1,180名/2019年5月1日現在)が学んでおり、クラウドベースの教育システムを取り入れた「スマートキャンパス」を実現しました。

キャンパス内のモノをデジタル化しており、紙で貼る掲示板は一切廃止し、デジタルサイネージからリアルタイムで情報を得ることができます。

また、図書館は紙の本の代わりに電子ジャーナル・電子ブックを充実させたデジタルライブラリーで学生は自らのノートパソコンなどで閲覧・学習します。

対面でのコミュニケーションの場になるメディアセンター
対面でのコミュニケーションの場になるメディアセンター

ー―外観も印象的ですね。

真っ白な壁と濃淡のある木目が印象的な校舎は、「INIAD Hub1※」と呼ばれます。坂村健学部長の建築設備・内装・建築総合プロデュース、建築家の隈研吾氏の建築設計によるものです。

正門にあるINIADの文字
正門にあるINIADの文字

5階建ての校舎には、多くの小教室やINIADホール、メディアセンターをはじめ、学生がものづくりに取り組むINIAD Makers’ Hubなど、学びを支える最先端の施設・設備が充実しています。

※INIADは情報連携学部(Information Networking for Innovation and Design)の頭文字からとったもの

――今後も新たな校舎が誕生予定とお聞きしました。

2021(令和3)年度には「ライフデザイン学部」等が埼玉県朝霞市のキャンパスから移転することが予定されており、現在校舎を建設中です。

新校舎完成予想図
新校舎完成予想図

さらに、2023年度には、福祉とスポーツ科学に関する教育研究を行う「(仮)福祉社会デザイン学部※」と「健康スポーツ科学部※」など2学部5学科の開設を構想中です。

新設の両学部でも、北区と連携し、実践的な教育を実施していきます。
北区は、東京23区の中で最も高齢化率の高い自治体ということもあり、ソフト、ハードの両面から「情報」「福祉」「スポーツ科学」と向き合う一大拠点として、少子高齢化や健康問題といった地域が抱える社会課題の解決に努めていきます。

また、地下1階・地上9階建ての新校舎は、同じく、新国立競技場などを手掛ける隈研吾建築都市設計事務所が建築・設計を担当しています。

新校舎完成予想図
新校舎完成予想図

各種実験・制作工房や介護・調理等実習室を設置予定で、より実践的な教育・研究を行えるようになるだけでなく、開かれた広場を複数配置し、そこでの交流を通じて学生や地域の人々が出会い、コミュニケーションが図れるような構造になっています。

※2020年6月現在設置構想中。学部の名称は仮称であり、計画内容は変更になる場合があります。

東洋大学

広報課
所在地 :東京都北区赤羽台1-7-11
電話番号:03-5924-2600
URL:https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/ ※この情報は2020(令和2)年6月時点のものです。