1300年の歴史をもつ江戸の総鎮守

神田明神

「神田明神」
「神田明神」

1300年の歴史をもつ「神田明神」は、江戸時代から「江戸総鎮守」として街を見守り続けている。現在でも、神田・日本橋・大手町・丸の内・秋葉原など108の町々の総氏神様である。

「神田明神」を語る上で「神田祭」は欠かせない。江戸時代には日本三大祭りや江戸三大祭りに数えられた由緒ある祭りだ。2年に1度だけ行われ、山車や騎馬武者行列が街中を練り歩く。神輿が神社に宮入する場面は見所、インターネットで中継されるなど、斬新な取り組みも行われている。

東京大空襲にも耐え抜いた社殿
東京大空襲にも耐え抜いた社殿

1934(昭和9)年に竣工した社殿は、当時にしては珍しい鉄骨鉄筋コンクリート造り。東京大空襲にも耐え抜いた。国登録有形文化財に登録されている。休みの日になると多くの人が参拝に訪れる。

由緒ある歴史を持ち、都心からのアクセスもいい「神田明神」は、縁結びの神であるご祭神をまつり、結婚式をあげる場所としても知られている。1年で神前式を挙げるカップルの数はおよそ500組だ。

石造りのだいこく様
石造りのだいこく様

高さ6.6m、重さ約30トンの石造りのだいこく様がある。七福神の1柱で、国土経営、夫婦和合、縁結びの神様として崇敬されている。袋を持って頭巾を被っているのが特徴だ。1976(昭和51)年に日本一の大きさとして建立された。

有形民俗文化財の獅子山
有形民俗文化財の獅子山

千代田区指定有形民俗文化財の獅子山には、山を登る1つの石獅子が見られる。「親獅子が子供を崖から落とし、這い上がってきた子だけを育てる」という逸話を造形化したものだ。江戸期に作られた。

様々な絵馬がかけられている
様々な絵馬がかけられている

1975(昭和50)年に昭和天皇御即位50年の記念として建立された隨神門をくぐると、左手と右手に多くの絵馬がかけられているのが見られる。アニメ「ラブライブ」とコラボした絵馬や、以前は、アニメ「こち亀」とコラボしたお守りや絵馬もあった(※現在は授与しておらず)。最近は、アニメの聖地としても度々注目されている。

都会に溶け込む神秘的な場所
都会に溶け込む神秘的な場所

現在は2018(平成30)年12月のオープンに向けて「文化交流館」の建設が進められている。最大700名を収容するコンサートホールとして、新商品発表会などビジネスイベントホールとして稼働する。ますます多くの人達が「神田明神」を訪れるだろう。

JR「御茶ノ水」駅から徒歩5分。「秋葉原」駅や「末広町」駅」からも近い。24時間いつでも開門しているので、夜でもお参りできるのだ。都会に溶け込む神秘的な場所を、たまに訪れてみるのもいいものだ。

神田明神
所在地:東京都千代田区外神田2-16-2 
電話番号:03-3254-0753(明神会館)
http://www.kandamyoujin.or.jp/

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