先進的医療の開発に積極的に取り組む大学附属病院

東京慈恵会医科大学附属病院

東京慈恵会医科大学の建学の精神は「病気を診ずして病人を診よ」。病気そのものを診(看)るだけでなく、病に苦しむ人をよく診(看)ることが重要だとした。この精神は今でも受け継がれ、「東京慈恵会医科大学附属病院」でもその精神に基づき、病気の治療のみでなく、患者の不安や悩みなどを少しでも軽くするように、日々の診療にあたっている。

「東京慈恵会医科大学附属病院」は厚生労働省から特定機能病院として承認されており、先進的医療の開発に積極的に取り組んでいる。現在、先進医療が可能となっているのは、白内障や皮性卵巣がん、卵管がん又は原発性腹膜がん、早期胃がん、緑内障や角膜ジストロフィーなどの手術・治療・検査といったもの。

2017(平成29)年にも新たな設備を導入している。ハイブリッド手術室対応の多軸透視・撮影システムだ。高画質と多彩なアプリケーションによって、様々な容態に応じ、しかも副作用などを引き起こす恐れの少ない治療が可能となった。これからの高齢化社会において、複数の疾患を抱える場合にもなるべく負担を抑えた治療を受けられるという。

「東京慈恵会医科大学附属病院」を訪れると、まず利用するのは外来棟の地下1階~地上4階だろう。様々な診療科が各フロアに入っている。また、1階にはコーヒーショップ「スターバックスコーヒー」とコンビニエンスストア「ローソン」、書店「明文館」、7階には食堂「二葉亭」、理容室、美容室など、付属施設も充実している。

入院病棟は21階建ての中央棟と11階建てのE棟。病床数は合わせて1,075床を有している。こちらにもレストラン「パティオ」や売店、生花店などを揃えている。公衆電話や郵便ポスト、ファックス・コピー機、洗濯機などもあるので、入院中や面会に訪れる人も便利だ。

「東京慈恵会医科大学附属病院」は特別病棟をも有する。ゆったりとくつろぐことのできる専用ラウンジもあり、専属のコンシェルジュが対応をしてくれる。個室はいずれもシックなインテリアが配された、落ち着きある空間。最上級の特別個室Aには、ゆったりとした寝室のほかに、会議をしたり付き添いの人が休むこともできる別室、秘書室なども用意されている。

また、外来棟の西側では、2017(平成29)年6月末、「2号館」が竣工。こちらは主に慈恵大学の行事や学会で使用されるほか、パンデミック時には診療室として利用できるよう、医療ガスも整備されている。またその隣で工事中の新病棟には、今後現在E棟にある「母子健康医療センター」が移転する予定だ。

先進的医療の開発に積極的に取り組み、設備を充実させる「東京慈恵会医科大学附属病院」。建設中の新病棟など、今後の動向にも注目したい。

東京慈恵会医科大学附属病院
所在地:東京都港区西新橋3-19-18
電話番号:03-3433-1111(大代表)
診療受付時間:8:00~11:00、11:00~15:00
診療時間:9:00~、13:30~
※午後や土曜日については休診となる診療科もあるので確認のこと
休診日:日曜・祝日、大学記念日(5/1、10/15)、年末年始(12/30~1/4)
http://www.jikei.ac.jp/hospital/honin/

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