いわさきちひろゆかりのメニューや美術館観賞の余韻を楽しめるカフェ

ちひろ美術館・東京 絵本カフェ

カフェテラス
カフェテラス

 西武新宿線「上井草」駅から徒歩約7分の住宅街にある「ちひろ美術館・東京」。絵本画家・いわさきちひろが、晩年となる22年間を過ごしたアトリエ兼自宅を改装して造られた美術館である。館内1階には、入館者用のカフェやショップが設けられており、カフェは美術館観賞の合間や鑑賞後にその余韻を楽しめるスペースとして利用されている。

外観
外観

「ちひろ美術館・東京」全体がバリアフリーとなっているため、ベビーカーや車椅子での入館も可能。男性用トイレにもベビーチェア・ベビーシートがあり、施設の構造からも、子どもを生涯のテーマとして描きつづけたちひろの優しさや「世界中の子どもみんなに平和としあわせを」という想いが伝わってくるようだ。

カフェのメニュー
カフェのメニュー

カフェでは、小さな子どもから高齢者まで幅広い年齢層の人たちが、安心して軽食を楽しめるよう、オーガニック素材や無添加の材料が取り入れられている。ちひろの出身地である信州の食材を使用したメニューも少なくない。写真の左側は、「安曇野ちひろ美術館」のある信州・松川村産の「りんごジュース」。右側も同じく、安曇野から取り寄せた本場の「季節のおやき2種」。「りんごジュース」は、子ども用のサイズもあるほか、別メニューについても、チルドレン・カップや取り皿が用意されており、東京都内の一角とは思えない緑豊かな庭を眺めながら、家族での時間を過ごせる空間となっている。

いちごのババロア
いちごのババロア

そのほか、季節の果実や野菜をたっぷり使ったケーキ、やさしい味わいのスープ、ハーブティー・ちひろ美術館オリジナルブレンドなど、心も体もほっとするメニューがいっぱい。いわさきちひろをもっと近くに感じたいという方には、「いちごのババロア」がオススメ。こちらのメニューは、いわさきちひろが好きだった、新宿『すずや』のレシピを再現したスイーツ。

カフェの様子
カフェの様子

カフェはテラス席もあるので、庭を眺めながら、いちごの酸味が程よい「いちごのババロア」を、煎った黒豆付きの「有機栽培ほうじ茶」と共に味わってみた。同カフェは、単なる美術館観賞後の軽食スペースではなく、いわさきちひろの世界を味覚から体感することができるのが特長となっている。カフェの片隅には、いわさきちひろが挿絵を入れた絵本のほか、企画展の作家さんたちの絵本も並べられており、それらを親子で楽しみながら、軽食を楽しめるスタイルとなっている。

ショップ
ショップ

また、カフェと同じフロア続きにはミュージアムショップもあり、絵本やポストカード、色紙、関連グッズなどが販売されているが、こちらも商品の陳列は季節感や展示テーマと連動させており、カフェから美術館観賞の余韻を楽しむことができる。ショップの物販においても「いわさきちひろ作品の商品をご購入いただくというより、美術館観賞の思い出をお持ち帰りいただきたい」という想いが込められている。カフェ・ショップを含めた全体が「ちひろ美術館・東京」をトータルに楽しむための仕掛けとなっているのだ。

ちひろ美術館・東京 絵本カフェ
所在地:東京都練馬区下石神井4-7-2 
電話番号:03-3995-0612
カフェ利用時間:10:30~17:00(L.O.16:30)
※美術館の開館時間は10:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜日、年末年始、2/1~2月末日、展示替え期間
※詳しくはHPを参照のこと
https://chihiro.jp/tokyo/

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