筑波大学附属の名門・難関小学校

筑波大学附属小学校

1873(明治6)年に日本初の国立・師範学校の練習小学校として設立され、筑波大学の附属小学校となった現在も、「人間としての自覚を深めていく子ども」「文化を継承し創造し開発する子ども」「国民的自覚をもつ子ども」「健康で活動力のある子ども」を教育理念に掲げ、初等教育の理論と実践の研究校として使命を継承している。教師志望の大学生はもちろん、全国の現職・研修生の教育実習や研究実践の場として活用されており、近年は海外との交流も盛んだ。

筑波大学附属小学校
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1,000名規模の生徒が全員入ることができる広い講堂や、2面のグラウンドを有しており、広々とした施設が特徴となっている。元々、大学のグラウンドだったという校庭には「日本テニス発祥の地」という歴史的な意味合いも持っており、敷地内にはその名残がある。

筑波大学附属小学校
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教育設備としては、デジタル教科書が使える教室を設けている。その他、一般教室にもパソコンを設置し、プロジェクターとスクリーンも完備している。これらの設備は、大学からの支援だけでなく、保護者を中心とした「若桐会(PTA)」の寄附によって支えられており、同校に通う子どもたちの保護者の“教育への理解と協力”が、教育内容を充実させている。図書館の本や理科の実験材料、植物・動物にかかわる費用なども「若桐会」の寄附が中心となっている。

筑波大学附属小学校
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基礎学力の向上にも注力しており、専科制を採用し、国語・算数は担任の教師が担当することもあるが、それ以外の社会・理科・音楽・体育・図工などの教科は専任の教師の授業となっている。授業は国内の小学校としてはめずらしい40分授業で、その分、コマ数を増やしている。そのため、40分間で中身の濃い授業を提供できるよう研鑽が必要となり、教員にとっても“学ぶ場”となっている。

筑波大学附属小学校
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さらに、各教科に加え、同校が力を入れているのが「総合活動」の時間である。1960年代から行っており、日本の小学校の中でも先駆け的存在。「総合活動」の時間を利用して学校の外に出かけることも多く、水族館や博物館など、行き先はさまざま。その際の計画も子どもたちの自主性に任せ、教師はそれに対してアドバイスするというスタンスをとっている。計画途中で問題にぶつかり、子どもたちなりに試行錯誤して、課題を克服する能力を養うためである。

筑波大学附属小学校
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総合活動や宿泊学習を実施する際には、子どもたちにスマホなどの情報に頼らず、「必ず、地元の人と会話すること」が大事だと指導しているという。地元の人との会話を通して、子どもたちにリアルな“新しい発見”を得てほしいという考えからだ。
また、子どもたちに“トラブルが起きないような計画”の指導をしながらも、“トラブルが起きたらどうするか”が大事であることも伝える。“失敗したら、それを教訓にして、次のステップに活かす”という経験や考え方を子どもの内から身に付け、将来的に社会を担う人材に成長してもらいたいという想いが伝わってきた。今後も日本の小学校教育を牽引する教育機関であることは間違いないだろう。

筑波大学附属小学校
所在地:東京都文京区大塚3-29-1 
電話番号:03-3946-1391
http://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/in..

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