豊富な緑と穏やかな時が流れる都立公園

林試の森公園

林試の森公園
林試の森公園

「林試の森公園」のはじまりは、1900(明治33)年に農商務省林野整理局によって開設された「目黒試験苗圃」。その後、1978(昭和53)年まで林野庁の「林業試験場」として使用されていたが、筑波研究学園都市の建設に伴い林業試験場も移転。1989(平成元)年、その跡地に都立公園として誕生した。敷地は東西に700メートル、南北に250メートルと横に長く、12ヘクタールもの面積を有している。多くの樹木が保全されており、ケヤキ、クスノキ、ポプラ、プラタナスなど、100年以上も前からこの地に育つ木々が空に向かって高く伸びる。外国産の樹木や他の公園には見かけることの少ない樹木が多いのも、この公園の特徴だ。

園内には散策路が整備されているので、木々の合間をゆっくりと観察しながら歩くことができる。辺りから聞こえてくる野鳥の声に耳を傾けるのもよし。水面に浮かぶ水鳥を愛でるのもよし。かつては湿地であったため、今でも存在する池と池を結ぶ水路の眺めも見ごたえがある。

林試の森公園
林試の森公園

なお、2月下旬から3月中旬には河津桜、3月下旬から4月上旬にはソメイヨシノと、園内では長い間桜を楽しむことができる。春には桜、秋には紅葉と、四季折々の変化を楽しんでほしい。

夏、小さい子どもにはジャブジャブ池がお勧め。噴水や滝のような水の流れ、足元の石組みなど、自然味あふれる工夫がたくさん。自然の中で水と戯れる、プールとはまた違った楽しさを味わうことができる。

林試の森公園
林試の森公園

「林試の森公園」では、毎年春と秋に「林試の森フェスタ」が開催される。森のマルシェや森のバザーでは、数々の飲食店や工作体験のできるクラフトコーナー、お抹茶席なども登場する。「出合いの広場」では「林試の森コンサート」が開かれ、フラダンスやバレエ、キッズダンスなどが賑やかに行われるほか、ソプラノ歌手やピアノ演奏などの美しい音色が森の中に響き渡る。

さらに、自然観察会や木々を用いた工作、ツリークライミングやアウトドアクッキングなどの野外体験教室も随時行われる。ボランティアの方々が、草花の手入れなども行ってくれているとともに、みんなが季節の自然に親しめるようにと、工夫を凝らしたイベントを開催しているのだ。

林試の森公園
林試の森公園

都心とは思えないほど、緑いっぱいの「都立林試の森公園」。自然を感じ、自然を体験し、自然と仲良くなれる公園だ。

林試の森公園
所在地:東京都目黒区下目黒5、品川区小山台2 
電話番号:03-3792-3800(林試の森公園サービスセンター)
●デイキャンプ場
 利用期間:5月~10月 ※要予約(2ヵ月前の1日から)
●ジャブジャブ池
 利用期間:7月~8月
 利用時間:10:00~15:00
 利用中止日:清掃日(木曜日)、雨天の日、低温の日
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/..

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