第6中学区のコミュニティスクール 東三鷹学園 三鷹市立第一小学校

「東三鷹学園 三鷹市立第一小学校」
「東三鷹学園 三鷹市立第一小学校」

1892(明治25)年に創立した三鷹市内で最も古い小学校「三鷹市立第一小学校」。かつて街道筋に住む人や、農家の子どもたちを集めて学ばせていた「時習校」「仙流校」「明月校」という3つの寺子屋を母体に作られたという。学校の教育目標は、「ゆたかな心をもつ子ども すすんで学ぶ子ども 健康でたくましい子ども」。

三鷹市では、「同じ小学校の子どもは全員同じ中学校に進学する」という原則あり、中学校区ごとに施設分離型の学園、つまり、施設分離型小中一貫教育校を作っている。「第一小学校」は、「第六中学校」と「北野小学校」と共に「東三鷹学園」を構成しており、全体としての目標は、「豊かな心をもち、地域と共に生き、人間力・社会力にあふれ、国際社会に貢献する児童生徒の育成を目指す学力、人間力、社会力をはぐくむ」。小学校だけの目標よりも、より細かなところまで踏み込んだものとなっている。

「東三鷹学園」内においては、小学校と中学校の教員が互いに行き来して授業を行うこともある。たとえば、「第一小学校」の元6年生の担任教師等が「第六中学校」で中1の数学の授業を行ったり、「第六中学校」の体育の先生が「北野小学校」と「第一小学校」で体育の授業を行ったりというふうにだ。もちろん、子どもたち同士の交流の機会も多い。自然教室では、「第一小学校」と「北野小学校」の子どもたちが混ざってグループを作り活動している。また、「第六中学校」の生徒が小学校で“ミニ先生”を行うこともある。中学1・2年生が5、6人程、各クラスに入って、半日間、小学生の勉強をみてあげたり、丸付けをしたり、一緒に遊んだりするのだ。

「三鷹市立第一小学校」では、地域を含め大人たちの関わりが大きいのも特徴。授業のサポート、読み聞かせボランティア、行事の手伝いなどのほか、課外クラブなどでも多くの大人たちが関わっている。また、地域の人たちやPTAが主体となって「地域子どもクラブ実施委員会」を組織し、「一小スマイルクラブ」としてさまざまな取り組みを行っている。校庭開放はもちろん、スマイルクラブのクラブ活動として、ソフトバレーボール、星空探検隊、科学教室、空手、囲碁、生け花、俳句、書道などバラエティに富んでおり、講師は保護者、地域の方、大学の先生、その道のプロの方やプロの“卵”などさまざまだ。

いわゆる「おやじの会」である「ダディ・ベアの会」も、一部をこのスマイルクラブに属して活動している。「みたかキャンドルナイト」では、キャンドルを3,500個ぐらい校庭に並べて絵を描き、最後は花火を上げて楽しむもので、今では冬の恒例行事となっている。「三鷹市立第一小学校」の子どもたちは、地域の人たちに温かく見守られ、一緒に楽しみながら元気に育っている。

東三鷹学園 三鷹市立第一小学校
所在地:東京都三鷹市新川6-4-32 
電話番号:0422-43-1177
http://www.mitaka-schools.jp/ichisho-es/

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