世田谷区立瀬田小学校 校長 坂本尚子先生 インタビュー

好奇心・探究心を育む教育を実践する「世田谷区立瀬田小学校」

閑静な住宅街が広がる「世田谷区立瀬田小学校」の周辺は、ショッピング施設が建ち並ぶ東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅とは大きく異なる雰囲気です。「世田谷区立瀬田小学校」は、1954(昭和29)年に創立した歴史があり、親子3代で通う者もいる伝統校。学校の歴史をはじめ、特徴、取り組みなどについて、同校の坂本校長にお話を伺いました。

世代を超えて好奇心と探求心を育む伝統校

お話を伺った坂本尚子先生
お話を伺った坂本尚子先生

――最初に、校長先生が教育の世界に携わろうと思われたきっかけから伺えますか?

小学生のときに出会った先生の存在が大きかったですね。当時の私は、授業中に手を挙げられないような引っ込み思案な子だったのですが、それぞれの個性や特徴を伸ばそうとする担任の先生のおかげで、学校生活も楽しく、卒業が近づくにつれて手を挙げて発言できるようになりました。こうした経験もあって、いつしか教育に関心を持つようになったのです。

――「瀬田小学校」の概要について聞かせてください。

創立は1954(昭和29)年で、2013(平成25)年10月には創立60周年の記念式典を開催。歴史のある学校ですから、親子2代・3代が本校の児童という家庭も多いですね。本校の教育目標は、「思いやりのある子・よく考える子・進んでする子・元気な子」の育成です。

小学校の外観
小学校の外観

それを達成する意味でも、児童たちの探究心を育みたいと考えています。「なぜだろう」「どうしてだろう」という疑問を抱き、探究心とともに行動することで、社会で活躍する力が育つと考えています。

元気に走り回る児童たち
元気に走り回る児童たち

――特徴的な行事や取り組みがあれば、教えてください。

休み時間を使って秋には長縄跳び、冬はエンジョイランニングを実施しています。エンジョイランニングというのは、3分間内にどれだけの距離を走れるかというもの。各自が目標を設定し、その達成を目指すのです。

授業の様子
授業の様子

――「瀬田小学校」に通う児童の特徴はありますか?

スポーツはスポーツ、勉強は勉強といった具合に物事の切り替えが上手だと感じます。学業には熱心ですが、勉強ばかりをしているわけではありません。子どもらしい笑顔や、大人にはない発想に触れるとき、いつも感心させられます。

広々とした校庭
広々とした校庭

――保護者との連携についてはいかがでしょうか。

本校に大きな愛着を持ってくださる方が多いですね。保護者も積極的で、保護者で組織された「おやじの会」が、学校に泊まるイベントを企画してくださったりしています。

広々とした校庭
広々とした校庭

学校に関心を持ってくださる方が多いというのは、私たち学校側としても本当にありがたく思います。

たくさんの遊具がある「東京都立砧公園」
たくさんの遊具がある「東京都立砧公園」

――周辺は閑静な住宅街が広がっています。こうした環境以外に、この街の魅力などあれば聞かせてください。

「東京都立砧公園」「馬事公苑」「等々力渓谷」といった自然に触れ合える場所が近くにあり、「五島美術館」や「静嘉堂文庫」などの文化施設にも恵まれています。

「静嘉堂文庫美術館」などの文化施設が身近に
「静嘉堂文庫美術館」などの文化施設が身近に

また、児童を連れてバードウォッチングができる環境もあります。それまで名前も知らなかった小鳥に興味を持ったり、見慣れたカラスに親しみを持ってくれるなど、環境を活かした教育ができるということも、この街が持っている魅力ではないかなと思います。

瀬田小学校 校長
瀬田小学校 校長

今回話を聞いた人

世田谷区立瀬田小学校
校長 坂本尚子先生
所在地:東京都世田谷区立瀬田2-15-1
電話番号:03-3700-3345
URL:http://school.setagaya.ed.jp/seta/
※この情報は2018(平成30)年3月時点のものです。