自治体比較コラム

子育てファミリー、住むなら練馬区!

銀杏並木がつくる緑のトンネル
銀杏並木がつくる緑のトンネル

現在も人口が増加中

練馬区は東京23区の最西端に位置し、おおむね武蔵野台地上に広がっている。練馬区は1947(昭和22)年に板橋区から独立して誕生した東京23区で最も新しい区だ。

東京23区人口増加率 ※出典:国勢調査等で振り返る練馬区(平成28年)
東京23区人口増加率 ※出典:国勢調査等で振り返る練馬区(平成28年)

練馬区の人口は2018(平成30)年時点で731,760人(2月時点)となり、全国の区市町村中19番目、東京23区では世田谷区に次いで2番目に多い。練馬区誕生直後に行われた1947(昭和22)年の臨時国勢調査によると、練馬区の人口は 111,792人と東京23区中21位であった。しかし、高度経済期に人口が急増し、1970(昭和45)年には東京23区で5位の人口を誇るようになった。

その後も練馬区では人口増加が続き、1947(昭和22)年から2015(平成27)年までの練馬区の人口増加率は645.6%と東京23区内で最も高くなっている。このように1947(昭和22)年から現在まで一貫して人口が増加し続けているのは、東京23区では練馬区と江戸川区の2区のみだ。

子育てファミリーが多く暮らす街

自治体年齢構成比 ※出典:練馬区 みどりの風吹くまちビジョン(平成29年12月)
自治体年齢構成比 ※出典:練馬区 みどりの風吹くまちビジョン(平成29年12月)

練馬区は子育て世代が多いという特徴もある。練馬区は15~64歳と65歳以上の割合は他の東京23区とほぼ同じだが、0~14歳の割合は他区より高くなっている。さらに、練馬区の総世帯数のうち15 歳未満世帯員のいる世帯の比率は16.5%と他区に比べ高い。

23区合計特殊出生率(出典:港区)
23区合計特殊出生率(出典:港区)

練馬区の合計特殊出生率は現在も上昇傾向にあり、2017(平成29)年の練馬区の合計特殊出生率は1.24であるのに対し、近隣の板橋区は1.19、杉並区は1.04と周辺の区より高いことも特徴だ。

保育園の定員拡大が進む

このように子育てファミリーが多い練馬区では子育て支援に取り組んでいる。とくに保育所の定員拡大には力を入れており、2016(平成28)年4月までの3年間で認可保育施設の定員枠を都内最大となる3,200人に拡大。これに加えて「待機児童ゼロ作戦」により1,000人以上の定員枠拡大が図られた。また、2018(平成30)年4月にはさらに700人の定員拡大を計画しており、今後の待機児童数減少が期待されている。

練馬区では独自の子育て制度として、全国に先駆けて「練馬こども園」を開始した。これは練馬区内の幼稚園16園で夏休み、冬休み、春休みを含む通年1日11時間保育を実施するもので、小さい子どもを持つファミリーから要望が強い預かり保育に応えている。2017(平成29)年現在、「練馬こども園」は16園合計で1,135人の定員が確保されている。

練馬区教育・保育サービスについて ※出典:練馬区における子ども分野の現状と課題(平成29年7月)
練馬区教育・保育サービスについて ※出典:練馬区における子ども分野の現状と課題(平成29年7月)

これにより、待機児童数は2016(平成28)年の166人から2017(平成29)年には48人へと減少している。2017(平成29)年4月時点の練馬区の就学前児童人口は34,871人で、東京23区内では世田谷区の44,314人についで第2位だ。一方、保育サービス利用児童数は14,643人でこちらも東京23区中2位となり、待機児童数の48人という値は東京23区内で5位となっている。就学前児童人口は多いものの待機児童数は少ないというところから、練馬区では保育サービスが充実していることが分かる。

大規模公園が身近で、子育て支援も充実

練馬区ではファミリーで楽しめる大規模公園にも恵まれている。とくに「光が丘公園」には子どもが安心して遊べる「芝生広場」やバーベキューが楽しめる「バーベキュー広場」があり、一日ゆっくりと過ごすことができる。

ふれあいの径から園内へ入ると見えるモニュメント「光のアーチ」
ふれあいの径から園内へ入ると見えるモニュメント「光のアーチ」

また、練馬区では都内初の父親向け育児応援動画を制作、公開しているほか、練馬区内の育児中のファミリーを応援する「ねりパパ」という団体もあり、地域の人々とともに子育てできる環境があることも魅力だろう。交通アクセスや買い物の利便性が高く、子育て環境や自然環境にも恵まれた練馬区。ここでは子育てを満喫できそうだ。

あわせて読みたい。関連ページ