郷土の歴史と天文の不思議に触れる

葛飾区郷土と天文の博物館

葛飾区郷土と天文の博物館
葛飾区郷土と天文の博物館

長い年月をかけて伝わってきた文化的価値のあるものを守っていこうと、葛飾区では「葛飾区文化財保護条例」を制定し、文化財の保護に努めている。例えば、国指定重要文化財である「江戸小紋」、東京都指定文化財である「日本刀製作技術 」や「葛西ばやし」など、国指定のものは1件、東京都指定のものは14件、葛飾区指定のものは96件に及んでいる(2017(平成29)年4月1日現在)。こうした文化財が残る葛飾区の歴史・文化・伝統を保存し普及させるための郷土博物館と天文博物館が一緒になったのが、「葛飾区郷土と天文の博物館」である。

葛飾区郷土と天文の博物館
葛飾区郷土と天文の博物館

郷土展示室でのテーマは、葛飾区の「水」と「歩み」「暮らし」の3つ。「水」のコーナーでは、江戸川や荒川放水路といった河川に囲まれて発展してきた葛飾区の、水との深い関りについて紹介している。「歩み」のコーナーでは、柴又八幡神社古墳から出土した人物埴輪(寅さん埴輪)等を展示、戦国時代の葛西城の盛衰も詳しく紹介している。「くらし」のコーナーでは、昭和30年代の実物大の民家と当時栄えたボルト・ナット製造工場を再現。当時の冷蔵庫や洗濯機なども置かれていて、タイムスリップしたような気分が味わえる。

葛飾区郷土と天文の博物館
葛飾区郷土と天文の博物館

一方、天文展示室では、太陽の構造や宇宙の歴史、星の一生などについて紹介するほか、晴れていれば屋上に据え付けられた太陽望遠鏡のライブ映像を映し出している。プラネタリウムは、レンズを使って美しい星空を映す「光学式プラネタリウム」とCGで迫力ある宇宙を表現する「デジタルプラネタリウム」が一体になったシステム。双方の利点を生かし、宇宙の魅力を余すところなく伝えてくれる。番組は自主制作のオリジナル、さらには専門スタッフがすべて生で解説してくれるという、贅沢なプラネタリウムだ。

葛飾区郷土と天文の博物館
葛飾区郷土と天文の博物館

また、同館では郷土と天文が学べるイベントも多数開催している。だれでも参加できる講座から、学校の長期休暇期間に合わせた子ども向けの教室、フィールドワークまでその種類も多彩だ。最新の情報はホームページに掲載されているので確認してみよう。

葛飾区郷土と天文の博物館
所在地:東京都葛飾区白鳥3-25-1 
電話番号:03-3838-1101
開館時間:9:00~17:00(金・土曜日は~21:00 ※祝日を除く)
休館日:月曜(祝日の場合は開館)、第2・4火曜(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12/28~1/4)
http://www.museum.city.katsushika.lg.jp/

詳細地図